幼児期から準備をしよう!家庭学習が上手な子どもに育てるには
小学校に入学すると家庭学習の時間が少しずつ増えていきます。
「うちの子は家庭学習を上手にできるのかしら…」と心配になっているお母さんもいらっしゃるでしょう。
家庭学習が上手にできるようになるためには、幼児期から心掛けなくてはいけないことがいくつかあります。
今回は家庭学習を行う上で注意するべきことを整理していきましょう。
学校で行う学習との違いを理解する
「学校での学習」と「家庭での学習」では大きく異なることがいくつかあります。
たとえば
・授業(学習)時間が決まっているかどうか
・教えてくれる人(先生)がいるかどうか
・勉強する内容が決まっているかどうか
などです。
家庭学習は上記の違いを理解したうえで行わなくてはいけません。
つまり、学校と同じように勉強をするのではなく、家庭学習に合った勉強法を考える必要があるのです。
家庭学習で心掛けること
では、家庭学習をできるようにするために、幼児期から心掛けることを確認していきましょう。
短い時間で毎日続ける
家庭学習で最も重要となるのが「習慣化」です。
学校のように時間割が決まっているわけではないので、自分で勉強する時間を決めなければいけません。
その為、幼児期から毎日続けることはとても重要です。
「夕食前に」「お風呂上りに」といったように時間を決め、毎日行いましょう。
幼児期の間は勉強時間を長くする必要はありません。10分でもいいので毎日行いましょう。
家庭学習の習慣が定着してきたら、小学校入学後を目安にその時間を少しずつ伸ばしていくことを目標としましょう。
自分で解くことのできる問題に取り組む
幼児期から小学生までの家庭学習では予習ではなく、復習を多く行いましょう。
解ける問題ばかりを無駄だと思うかもしれませんが、先ほどもお伝えしたように家庭学習で重要なことは「習慣化」です。
自分で解くことができない問題を家庭学習で行うと「集中力」が切れやすく、モチベーションも大きく低下します。
さらに教えてくれる先生もいないため、間違った解釈で理解したつもりになってしまうということもあります。
幼児期の間は新しいことを覚えさせるよりもできることを毎日続けることを意識しましょう。繰り返すことで「自信」を伸ばすことにも繋がります。
「まだ早い」ではなく「やってみる」が重要!
家庭学習は家庭環境に合った勉強法を考えることで習慣化することが目標です。
家庭で勉強をする習慣が身につけば、中学、高校、大学と学年が上がっていくにつれて、自分で内容を考えて勉強をするようになっていきます。
幼児期から家庭学習の土台を作ることで、お子さまの能力を伸ばしてあげましょう。