【知能プリント】幅広いテーマですべての学習の土台となる基礎概念を育む

2021/5/10

白ゆりこども教育センターでは、習いごと(つみき教室、かず・算数教室)に通われている年中〜小学校6年生のお子さまの中で、希望する方のみ受講できるプリントの授業を行なっております。

この授業では、『知能プリント』『算数プリント』の2種類の教材を使用しています。

今回はのりやハサミなどを使いながら様々な角度から知能を刺激することを目的とした『知能プリント』の教室について紹介したいと思います。

『算数プリント』について詳しくはこちらのブログをチェックしてみてください。→

知能プリントってなに?

『知能プリント』とは、算数に繋がる力や、すべての学習の土台となる基礎概念の理解を目標としたプリントで、週ごとに幅広いテーマを設定しています。

例えば、下記のようなテーマがあります。

①形・大小・数に関連した問題で、共通点やちがいを探し、関係を考える

②図形感覚を養う

③位置感覚を養う

④2つのものを比較して考えたり、3つ以上のものを比べて順序立てる

⑤日本ならではの四季に関連する食べ物や行事等の問題で、日本に対しての理解を深める

授業は、週1回40分(園児)・55分(小学生)行っています。

年中から小学生までのお子さまが受講されています。

授業の流れについて

1. まず、プリントにとりかかる前に自分の名前を書きます。

名前が書かれたカードを見本に、丁寧に書く練習をします。

年中のお子さまも、一年経つ頃にはカードを見ずに綺麗にお名前が書けるようになります!

2. 早速、プリントにとりかかります!

問題文は、できる限り自分で読んで、ルールを読み取って取り組みます。

園児向けのプリントの大半は、ハサミとのりを使って切り貼りする形になっています。

例えば、同音異義語(虫の「くも」と空にある「くも」)のイラストが2枚あり、同じ言葉(発音)になるものを選び、イラストを切ってから台紙にはる、といった内容のものがあります。

そのため、授業の中でハサミを使って直線あるいは曲線を切ったりする練習や、はみ出ないようにのりを塗ったり、紙を貼ったりする練習もできます。

ひとつのテーマにつき1〜6枚のプリントに取り組みます。

時間内で全てのプリントを完了することを目標にしますが、終わらなかった場合はご自宅へお持ち帰りいただいています。

3. 授業終了後、お片付けの時間です。

時間までに目標枚数を仕上げようと計画を立て取り組むことも、授業終了後お片付けの時間に自分で時計を見て動いたりするのも学習の一貫です。

どんな力がつくの?

今回は、少しだけ実際の問題を紹介しながら、身に付く力について紹介していきます。

例えば・・・

年中向けのプリントの中で「仲間はずれ」というテーマがあります。

まず、「みかん・ぶどう・ソフトクリーム・さくらんぼ」のイラストの中から仲間はずれを選びます。

仲間はずれを見つけることができたら、次に仲間に入るものを「だいこん・チョコレート・りんご・おにぎり・バラ」のイラストの中から選びます。

プリントを進めるにつれて、「仲間」となるものが、果物だけでなく野菜・鳥類・電気で動くもの・料理で使うもの等、難易度が上がっていきます。

子どもたちは楽しみながら問題を解く中で、共通点を見つける力や、ちがいを見つける力を伸ばしていきます。

他には・・・

年長向けのプリントでは「席決め」という問題があります。

こちらのテーマではしっかりと文章を読んで、順を追う考え方が必要です。

例えば、次の文章を読みます。

「Aくんは、BくんとCくんにはさまれています。BくんはAくんとDくんにはさまれています。

EくんのすぐうしろにはDくんが座っています。」

こちらを読んで、5人の座っている席を推測する問題があります。

このような問題では、全ての文章を読んだうえで条件を整理し、順をたどって考える力を伸ばします。

また、自ら文章を読みながら情報を整理する力をつけることができます。

このように、週ごとに幅広いテーマに沿って、色々な角度から脳を刺激するプリントを用意しているので各学年が楽しみながら、学習の土台となる基礎概念を身につけていくことができます。

ご興味をお持ちの方は、白ゆりこども教育センターの職員にお気軽にお声がけください!

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